合意のはずだったのに
アメリカのドラマで取り上げられた話題でした
女性は好意を寄せていた男性とお酒を飲む事になりその流れで一線を越えることに。しかし彼女はライターでその時の心情を後に語る事になります
合意の元ではあったが完全に良かったわけではなかった。彼が必要に迫ってくるから断る事ができなかった。ここで否定し今の関係が崩れるぐらいならSEXしたほうがいいと判断したのだと…
その記事を読んだ男性は驚きます。あの流れはお互い完全に同意したものだと思っていた…。まさか嫌だった気持ちがあったなんて…どうして嫌と言ってくれなかった?そうしたら止めたのに…こういう時いつも男が悪者になる…
その時はよくても後からは嫌になるはなぜ?
- 関係性が崩れるぐらいなら流れに身を任せる
- その時は寂しい
- 後々になって辛かった思い出に変化する
- 好きな人、または行為を寄せている人には嫌われたくない
嫌と言えない心理
私は性別の問題ではないとは思います。男女とも性病にかかってしまうリスクもあります。女性には妊娠してしまうなど身体にも何かしらの影響があるものです。
あなたはわかっていたのに、なぜ一線を越えてしまったのか…
これは恋愛において最大の課題といえるものではないかと思っています。大人になればなるほど相手の心理を勝手に想像し、言わないでおいたほうがいいのでは…言わない方が丸く収まるのではないか…と様々な憶測のもと動いてしまいます
それは決して悪い事ではなく、今まで様々経験を積んだからこそ人の感情を考える事ができるのです。傷ついたり、傷つけたりした過去の出来事があなたを確実に成長させています。ですがこの理論、好きな人には厄介なものだと思います
誰しも、好きな人、気になる人には嫌われたくないものです。好きな人の前ででは気持ちをコントロールする事はほぼ不可能です。嫌と言って相手に嫌われるぐらいならこのまま受け入れよう。そういう風に思ってしまってもおかしい事ではないのです
しかし、時というのは残酷なもの。その時は好きで好きでたまらなかった相手も時がたてば好きでなくなり、合意のもとで過ごした一夜の思い出は、後に合意の元ではなかった。言い寄られたら断る事ができなかった。というものに変化していくのです
人の心は読めないもの
家族、学校、会社、家事ができない。勉強ができない。仕事ができない。様々な悩みがあります。そう大半は人間関係の悩みがほとんどなんです。繊細な人なら特に人間関係に心を支配されるでしょう。人の心は読めないもの。人が考えていることなんて分かりえる事ができません。
社会経験を積み様々な経験を積む。または友人の話やネットの情報。知識だけはどんどん増えていきます。自分の今までの経験談や知識で『…こう思っているかも。嫌がるかも…』と勝手に人の心を読んでしまいます。
あの人、私に気があるような気がする…
あの子、僕にだけ優しい気がする…
時には思い込みも大切ですが、変な思い込みは自分を追い詰めていくものです。
男性側の目線
後々になって女性が「あの時は嫌だった」と言われると男性の立場はほぼなくなってしまいます。「なぜ、その時に言ってくれなかったのか」人の感情は一定ではないのです。その時はよくても時間が経てば、環境も考えも、影響される事も価値観も変わってしまうものです。
なんだかこう書くと、どうしようもない気さえしてきましたね
その場の雰囲気に流されずに、お互いにとって有意義な時間が過ごせるかどうかを考えなくてはなりません。
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